髪の毛を洗う時に、ドラッグストアなどで売っているようなシャンプーを使っているという人がほとんどかと思います。
ただ、この市販のシャンプーには大体、とても強い洗浄成分である界面活性剤というものが含まれているんですよね。
といっても、この界面活性剤というものが入っているからこそ、頭皮の汚れや髪の汚れを綺麗にすることができる。とも言えます。
しかし、やはりこの界面活性剤というものは、洗浄力が強すぎるともいわれています。
毎日、この洗浄力の強い界面活性剤で髪の毛を洗っていると、洗浄時、必要な皮脂まで除去してしまう事があります。
すると、頭皮の乾燥を引き起こします。
頭皮が乾燥すると、自力で水分を補充する・・という訳ではなく、水分を補おうとする為に、過剰な皮脂を分泌するようになるんです。
これによってフケや痒みが出てしまったり、毛穴が詰まるなど、抜け毛の原因ともなってしまうんですね。
そこで、このシャンプーの代わりに塩シャンプーで髪の毛を洗うという方法が、最近注目されているんです!
Contents
塩シャンプーとは?
塩シャンプーというのは、この言葉のままのものです!
塩を使ってシャンプーをするということなんですよ。
あんなにサラサラの塩で一体どうやって髪を洗うんだろう?と思いますよね。
塩シャンプーは、水に溶かして塩水を作ってその塩水で洗髪をし、汚れや脂を落とすという方法と、シャンプーに塩を混ぜ合わせて洗髪をするという方法があります。
通常のシャンプーだと、頭皮の皮脂を落としすぎてしまうという事を書きましたが、塩シャンプーを使う事でこの皮脂のバランスが通常の状態へ戻るという効果が期待されているんです!
頭の臭いは雑菌が繁殖することが原因で起こります。
塩には殺菌作用があるので、これらの雑菌の繁殖を防ぐことが出来、臭いを抑えるという効果も期待されているんです。
さて、その塩シャンプーですが、通常のシャンプーのように泡立つことがありません。
泡立ちのいいシャンプーを使って洗髪をすると、シャンプーが泡立ったらそれだけでも満足感があり、頭皮まできれいになった気分になるんですよね。
そういった思い込みだけで、逆にしっかりと頭皮まで洗えていないという事もあるんです。
塩シャンプーは、泡立ちがない分丁寧に洗浄をする人が多いんですが、丁寧に洗浄することで頭皮の血行が良くなります。
そして、 皮脂が多く分泌されることが無くなるため、毛穴が詰まりにくく、結果的に育毛にも効果が期待できるんです!
塩シャンプーの頻度と注意点!毎日は必要なし!
塩シャンプーは、週に2~3回ほどのペースで行います。
そして、通常シャンプーをした後にはリンスを使っている人が多いかと思うんですが塩シャンプーの後にはリンス(コンディショナー)はNGです。
リンスの中にも界面活性剤が含まれているので、せっかく塩シャンプーをしても意味がなくなってしまいますよ。
塩シャンプーは通常のシャンプーとは少し違った方法で洗髪をしていきます。
1. 髪の毛を濡らす前に、ブラシを使ってしっかりと髪の毛をとかしてほこりを落としていく
2. ぬるま湯を頭にかけながら、ゆっくりと頭をマッサージしつつ汚れを落としていく
3. 塩水を作り、塩水を頭皮全体に行きわたるように少しずつかけてマッサージするようにもみこんでいく
※ この時、塩水をペットボトルに入れて行うと頭にかけやすいのでお勧めです!
4. シャワーを使って、しっかりと塩水を洗い流していく
※ この時に、しっかりと洗い流さないと塩が頭皮に残ってしまいかゆみや痛みの原因となってしまいます。
塩シャンプーは頭皮の洗浄と、頭皮のマッサージが目的です。
痒みがひどくて掻いてしまい、頭皮に傷が出来た場合などは塩シャンプーはしないでくださいね。
塩シャンプーは頭皮にはいいが髪の毛への効果は?
塩シャンプーは、皮脂のバランスを整えるなど頭皮に良いだけではなくもちろん髪の毛にもいい効果があります!
実は、髪の毛のパサつきにも効果があるんですよ。
髪の毛がパサつく原因は、カラーリングやホルモンの低下、紫外線の影響、栄養不足などがあります。
塩シャンプーを行うと頭皮の血行が良くなるため髪の毛に栄養が行きわたりやすくなるんです。
そのため、髪の毛のパサつきへの効果も期待できるんですよ!
ただ、この塩シャンプーに限らず、人には合うものと合わない者があります。
シャンプーなどもそうですが、ある人は『このシャンプーで頭皮の痒みがなくなった』という人もいれば、同じシャンプーでかさぶたが出来るほど、頭皮が荒れてしまったという話もよくあります。
それくらい、肌というのは人それぞれ合う合わないがありますので、いきなりたくさんの塩で試すより、少量の塩でまずは試す様にしてくださいね!
まとめ
良いことだらけの塩シャンプーですが、頭皮に傷があるという時にはやらないようにしてくださいね。
傷口に塩が触れてしまうと痛みが強く、炎症になってしまうこともあります。
あとは、まず自分に合うかどうか、少量から始めましょう!
塩シャンプーを行っている時に痛みを感じたらすぐに洗い流すようにしてくださいね!
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